小学生クラスの「ご褒美タイム」
当塾の小学生クラスは、学年も学校も様々なお子様が通ってくださっています。
その縦割り学習の中で学び合い、ちょっとした会話を重ねながら上級生や下級生とかかわることでコミュニケーション力を育んでいらっしゃいます。
江戸川学園取手小学校、開智望小学校、つくば国際東風小学校、浦和ルーテル学院小学校など、各私立小学校のお子様が集い、豊かな学習環境が構築されていますが、各私立小学校の入学後の姿、学び方の違い、学校の方針など実際のところを知ることができることも有り難いことです。
私立小学校は学校によって特色が違いますが、「本当にこんなに違うんだな」ということがよく理解できます。
そのような中で、当塾で大切にしていることは、自分でやり抜く力とメリハリです。
本来、お勉強は押し付けられてやるものではなく、自分のために自分でやるものです。
周りの大人はサポートはできても、代わりに暗記をしたり、思考をして答えを導き出してあげることはできません。
ですから、学問は自分との戦いであり、孤独な部分もあると思うのです。
だからこそ、当塾は自学習スタイルも大切にしております。
分からないことはすぐに答えを聞こうとするのではなく、できる限り自分で調べ、自分で考えるという癖をつけていただきたいのです。
(そういえば、渋谷教育学園幕張中学・高校、いわゆる渋幕の学校方針は「自調自考」ですね)
一朝一夕には難しいですが、低学年からその意識をするだけで、大きな積み重ねになると信じています。
当塾の小学生コースの授業は70分。低学年のうちにずっと70分を集中し続けることは難しいため、集中力を維持するためにも、お子様の様子を拝見しながらインターバルを設けています。メリハリを付けることは本当に大切です。ダラダラ取り組んでも、面白いほど頭に入りません。
その中の一つとして、レゴやブロック、パズルなど知育系グッズを使い、立体感覚や思考力など違った角度の学びをしていただきます。
お子様にとっては遊び感覚で取り組めるので、まさに「ご褒美タイム」。
当塾は、自分で考えて形作ることをしていただきたいので、レゴなどもあえてシンプルなものしかご用意していません。
ですが、お子様の柔軟な想像力と表現力は素晴らしく、単なる四角のブロックからテーブルや椅子、テントやテレビまで作ることができます。
もちろん、一度に作ったわけではなくご褒美タイムを積み重ねて少しずつ作っていきました。「続きをやりたいから、お勉強をまず頑張る!」と集中して取り組んでくださる姿は微笑ましく思います。
今、教科横断型のSTEAM教育が注目されていますが、当塾では卓上のお勉強だけでなく、そういった探究型の主体的な学びも大切にしたいと思っています。
※STEAM教育(スチーム教育):論理的思考力や問題解決能力といった力を身に付けると共に、自ら自由に表現しそれぞれの感性を活かすことも大切にするというアメリカで重要視されている教育
この活動を異学年の交流で行えるときもありますので、学ぶ力だけでなく、生きていく上で大切なヒューマンスキルが身に付くと、保護者の方からも有り難いお声をいただいております。
こちらは、小学校低学年のお子様の作品。シンプルなブロックから、キャンプ場をイメージし、子供の遊び場や温泉、ロッカールームなどを作ってくださいました。
立体的なテントが素晴らしいですね。テレビまであるのが面白いです。
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